必要の無いことは起こらない
最近はしていませんが、子供が小さいときには図書館に本を借りに行くのが習慣になっていて、私の本もよく借りていました。📕
その頃読んだ中で、中村天風さんの本も大好きでした。
一番印象に残っている話があります。
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師匠のカリアッパ師と崖っぷちをロバに乗って移動していたときのことです。🐴
天風さんが、こんなところを通るなんて怖くないですか?と言いました。
カリアッパ師は「なぜ怖がる必要があるんだった⁉️」と。
だって落ちると死んでしまうからと天風さん。
「死ぬ必要があれば死ぬし、必要の無いことは起こらない。だから心配する必要もない」とカリアッパ師が答えたように記憶しています。
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あの時に読んだ話は衝撃的で、心に残りました。
ところで、ホールではこんな忠告をしてくださる人がいます。
卓球で、もし怪我をして訴訟でも起こされた時には大変だから、「ここで何かが起こっても一切責任は持ちません」とどこかに書いておいた方がいいと。
私のことを思って言ってくれるのはわかりますが、それには賛同しかねます。
ここで何か起こったらホールにもやはり責任があります。
一筆かいてあるから責任は無いという態度は取りたくありません。
それに、訴えるような人はホールには来られないという気がします。
現にホールで卓球中に転んで手の骨を折った方もおられます。
しかし、これは自分の責任なんだからと言われ、微々たるお見舞いすらも申し訳ないとおっしゃっておられました。
それに万が一訴えられることがあったら、それは必要があるからなんでしょう。
必要の無いことは起こらない、起こったときは必要があるから自分がそこから何かを学ばなくてはならない、と私は思っています。
(ついでなので、ここで・・・。ホールで不特定多数の保険をかけるとなると現状の金額では運営できないので、怪我が気になる方はどうぞご自分で保険を掛けておいてくださいね。)
必要の無いことは起こらないと思うと、色んなことを心配しなくなるような気がします。
まあ、何でもなるようにしかならないし、先の事を心配するより今を存分に楽しんで生きましょう。😙🤣🎵🎵