あの方が教えてくれたこと
今日は大変辛いお話をします。
8月の始めから毎日卓球に通ってきてくださってた方が、突然ピタッと来られなくなりました。
気になって何度かお電話しましたが出られません。旅行にでも行かれたのかな?と安易に考えていました。
すると、数日前の夕方、その方のお友達が来られ、彼は亡くなったんですと。
亡くなられたのは9月1日。参加者日誌をめくってみると、最後に来られたのが9月1日になっていました。
あまりにも残念で辛くて泣けました。
でも、ここ1ヶ月、本当に足しげく通ってくださってて、亡くなられる10日前は、ほとんど毎日のように一緒にご飯も食べていました。9月1日も、みんなでハヤシライスを食べたのを覚えています。
ご飯をお誘いしたら、「僕は帰っても一人だから、構わないときはいつでもご一緒させてもらうと嬉しいです」と言われたので、なぜかいつも声を掛けたくなり、仲間たちと大勢で食事をしてました。
「ほんとにいいところを見つけた。これは入り浸りになりますね。友達が沢山できて嬉しい」と、日に初級卓球、夜間卓球の2回来られたり、また朝から夕方暗くなるまでホールにおられるときもありました。
まだ69歳という若さで、とても無念だったと思いますが、あの方は楽しさ一杯であちらに逝かれたことと思います。今ごろは大好きな奥さんと一緒におられるのではないでしょうか。
風のように私たちの前に現れ、去っていかれました。自分の都合のいいように解釈すると、神様が【楽しいから、人生の最期にあそこに行ってみてごらん】と案内してくれたような気がします。
スタッフと「もしかしたら私たちは神様のお手伝いをしてるのかもしれないね」と話しました。
これから、あの方の分まで、色んな方と接して、人から学び、人様のお役に立てるように頑張っていきたいと思います。勿論、楽しみながら・・・は言うまでもなくですが。
最後になりましたが、あの方のご冥福を心からお祈り申し上げます。