ホールブログ

2017年6月

春茶と台湾紅茶を楽しむ会

昨日行われたお茶会のレポートを、いつもお馴染みの松浦恵さんがレポートしてくれました。🎵

以下、転送しますね。💌

◆◆◆◆◆◆◆

6月25日(日)  14:30~16:00
講師:松木広美先生

今回は中国や台湾の緑茶3種と台湾紅茶2種、なんと合計5種類のお茶の香りと味をみんなで楽しみました。

①新昌龍井

中国産の緑茶。ガラスの蓋碗(がいわん、急須みたいな役割)をわざと温めずに淹れます。

85~90℃が適温だからです。

中国の祝日、清明節(4月5日頃)より前のかなり早い時期に摘まれたお茶です。

私は何度かこの中国茶会に参加していますが、この茶葉は初めて見る形です。

平べったく針のようで新緑を思わせる美しい黄緑。

見ただけで一気にテンションが上がりました。

聞香杯で香りを楽しみ飲杯で味を確かめます。見た目通り爽やかな若者、といった感じ。後口(あとくち)もすっきり。

次からは全て先生の惚れ込んだ台湾産です。

②黄金烏龍

こちらは茶会で見慣れた球状の茶葉。

ただけっこう大粒です。聞いて納得。葉がかなり厚く大きく、生の葉は葉脈の真ん中(主脈)が黄色い独特の色合いだということです。

香りが広がり隣の人がお茶を注いでわかるくらい。

味もしっかりしていて、先生が「男性的」と例えられたのがよくわかります。

③杉林渓

標高1000m以上の山で採れるお茶を高山茶というそうですが、これはまさに台湾高山茶。標高1600mの山から採れたお茶です。

石鎚山が1982mということなので比較ができると思います。

日本の茶畑のイメージからは山のお茶の木なんて想像できませんね。

②のお茶に比べると茶葉の一粒が小さく可愛らしい。

味も先生のおっしゃるとおり「優しくて女性的」です。

④台湾アッサム

ここからは紅茶です。

紅茶といえばインドやスリランカが有名ですが台湾でも紅茶は作られます。

私たちの日頃飲む紅茶の葉より大きいのが特徴ですが、味も香りも穏やかで飲みやすかったです。

紅茶が苦手だと言っていた参加者のかたも「これなら大丈夫」と楽しんでおられました。

⑤蜜香紅茶

ラストに急遽先生が大サービスで淹れてくれた紅茶です。

以前お出しして人気のあった、名前のとおりほのかな甘みを感じるものです。

前のレポートにも書きましたが、ウンカ(虫)が噛み付いたところから甘味が出たという嘘のようなほんとの逸話がある不思議な紅茶です。
最後に毎回参加者にお気に入りのお茶を選んで挙手していただくのですが、好みが綺麗に分かれたのが面白かったです。

※お菓子

◯台湾のお茶屋さん手作りのパイナップルケーキ

◯乾燥グアバ・赤

◯台湾産乾燥マンゴー

◯愛媛産ドライみかん

◯竹炭落花生

◯有機ドライ(カランツ・レーズン・ブルーベリー)

◯乾燥舞茸スナック(わさび)

次回は7月29日(土)13:00~、なんとアイスアレンジ特集!アイスティーにタピオカや炭酸水を加えたり、ノンアルコールカクテルなど真夏にピッタリの楽しい企画です。

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